新米情報、今日のお米は、長野県・荻原さんの浅間コシヒカリ・特別栽培・1等です。長野県は内陸の山がちな土地なので、あまりお米と言うイメージが無い方も居られると思います。実は私も以前まではそうでした。しかしお米も自然の産物なので、その山の恵みを受けて、とても美味しいお米が育ちます。その山の恵みは、周りの山々から集まった有機質やミネラルが溶け込んだ水・山から流れ込んだ土やもともと山を開拓して作った土地の土質・空気がきれいであることも理由に上げられると思います。それと昼夜の寒暖差が大きいこと。お米も他の野菜や果物同様、昼夜の寒暖差が大きいほど甘く美味しいお米になるそうです。私も荻原さんの田んぼには春の田植えと秋の稲刈りと二度ほど体験研修に行かせてもらいました。荻原さんの所では、千曲川(新潟では信濃川)を挟んで、浅間山側の田んぼ、千曲川沿いの田んぼ、蓼科山山麓の田んぼなど、各所でお米を栽培していました。それぞれの地域で、土質から気候から色々と違うので大変でしょうけど、荻原さんはそれを逆に利用して色々なお米を作っているように見えました。1つの地域でも山の下から山の上の方では、気温や水温などが違うので、田植えの時期やその他色々な事を調整することで収穫の時期をずらしたりするそうです。また蓼科山の裾野に広がる八重原台地の田んぼは、先人が蓼科山から延々と何十キロも用水路を引いて作ったそうです。先人のお米に対する熱意が感じられました。荻原さんの最高級ブランドである「やえはら舞」各種は、この蓼科山に広がる裾野にあり、先人達が開拓し、水を引いて出来た田んぼで作られます。八重原台地は、まさしく千曲川からかなり登った高地にあり、昼夜の寒暖差が大きい所で、高原野菜ならぬ高原米と言えるお米だと思います。
荻原さんのお米については、他にも色々と紹介したい事がありますが、長くなってしまったので次のお米の紹介の時に書かせてもらいたいと思います。
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